第120回 F問題 71
身体診察を継続したところ皮膚はやや湿潤。瞳孔径は両側5.0 mmで、対光反射は両側やや緩慢。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で肝・脾を触知しない。腸雑音に異常を認めない。腱反射は正常である。
検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(-)、潜血(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球462万、Hb 12.9 g/dL、Ht 39 %、白血球11,300、血小板20万、PT-INR 1.0(基準0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白7.1 g/dL、アルブミン3.8 g/dL、総ビリルビン0.8 mg/dL、直接ビリルビン0.2 mg/dL、AST 28 U/L、ALT 20 U/L、LD 160 U/L(基準124~222)、CK 120 U/L(基準41~153)、尿素窒素17 mg/dL、クレアチニン0.8 mg/dL、血糖92 mg/dL、Na 134 mEq/L、K 4.3 mEq/L、Cl 99 mEq/L。心電図は洞調律で、QT時間の延長を認める。胸部エックス線写真で心陰影の拡大は認めず、肺野に異常を認めない。頭部単純CTに異常を認めない。
来院した友人によると室内に大量の薬の空シートを認めたという。
中毒物質に関する迅速簡易定性検査に用いられる検体はどれか。
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正答:a
出典:厚生労働省ホームページ 原本PDF p.43(表示用に加工)